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AV女優 戸田真琴さんのコラム

AV女優 戸田真琴さんのコラム「悩みをひらく、映画と、言葉と」がすごくいい。「シン・ゴジラ」や「この世界の片隅に」を取り扱ったブログで話題を集めていた彼女。この連載記事では映画を切り口に読者などから寄せられたさまざまな悩みを取り上げていくんだそう。初回記事では名作「スタンド・バイ・ミー」を通して、そのストーリーに触れながら“友達とはなんだろう”という問いに対して彼女なりの答えを提示している。そしてその解答がとても素晴らしいのです。どのセンテンスも輝きまくってる。

世の中には“多くの人がそうしている”“いままでみんなそうしてきた”といった理由から、なんとなく成り立ってしまっている目に見えない制約や慣習がある。それらは両親や周囲の人間から意に反して押し付けられたりすることもあるし、知らず知らずのうちに自ら服従してしまっていることもあるかもしれない。今回のコラムに自分がとくに心を惹かれたのは、戸田さんがそうした目に見えないルールみたいなものを「あなたのためという体裁をもっただけの錆び付いた掟」「育ててくれた環境にかけられた柔らかい呪い」と表現していたこと・・・。とにかく多くの人に全部読んでほしいなー。

最近は普通、つまり多数派ではない人々や生き方を肯定する作品に心を打たれることが多く(逃げ恥、コンビニ人間、夫のちんぽが入らないetc)、このコラムはそういう個人的なモードとぴたっとマッチしたのでした。次も楽しみだ!