5月4日

朝、DVDでジャック・タチ「ぼくの伯父さん」を観る。ユロさんを主人公としたシリーズ映画。その続編にあたる「プレイタイム」 は結構視聴済みだったのだけど、あいかわらず出てくるセットがとにかくモダンで洗練されている。「ぼくの伯父さん」は主にユロさんの妹家族の家がメイン舞台で、その作りといったらまるでSF映画のよう。

内容はほとんどサイレント映画のような作りになっていて、少し抜けているユロさんが近代化された家庭や工場の設備に翻弄されたり、大人的な大人とうまく噛み合わない様をコミカルに描いている。めちゃくちゃオシャレなミスター・ビーンみたいな映画だ。それもそのはず、ミスター・ビーンのあの動きはジャック・タチ自ら演じるユロさんからの大きな影響を受けているそう。

淵の王

淵の王

 

昼はGWセール実施中のブックオフへ。舞城王太郎「淵の王」、堀江敏幸「その姿の消し方」を購入。とりあえず「淵の王」を読み進める。これは面白い。舞城作品は久しぶりに読むので楽しみ。夜はNHKで「おげんさんといっしょ」を。星野源の息子役に細野晴臣

amazon松本人志Presents「ドキュメンタル」シーズン2の第2話。正直シーズン1には乗り切れなかったのだけれど、松本人志自身も実験的と何度も発言しているように、手探りな感じが全体的にあって。なのでこれからもっと面白くなるのではと思って、期待を込めてなんとなく見続けている。下ネタは下ネタで面白いのだけれど、そればっかだとなんだかなーという気になる。